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メニエール病とスキューバダイビングの関係

メニエール病は内耳にリンパ液が過剰に蓄積することで発症し、めまいの発作が繰り返して起こります。めまい以外には難聴や耳鳴り、音の閉塞感を感じることもあります。また発作が起こっている最中は、周りの物が回転して見えるため気分が悪くなることも多いです。処方薬で症状を緩和することは出来ますが、発作が通り過ぎるまでは横になって安静にしているしかありません。

 

メニエール病は原因が確定されていない病気のひとつで複数の要因が考えられます。主にストレスが大きく関わっているとを言われていますが、気圧の急激な変化や自律神経のバランスによって発作が起こることもあります。メニエール病を発症している人は、急激な水圧の変化があるスキューバダイビングはしない方が安全です。発作が起きていなければ大丈夫と言う人もいますが、内耳に大きな負担がかがるので危険です。

 

逆に耳に疾患のない人が、スキューバダイビングをしたことが原因でメニエール病になるリスクもあります。スキューバダイビングは酸素のタンクを背負っているのでシュノーケルより深く潜れます。急激な水圧の中におかれるので、メニエール病、鼓膜の破損、内耳型減圧症などのトラブルに見舞われる可能性はあります。ライセンスの取得に当たっては耳抜きの講習がありますが、苦手な人は特に注意が必要です。

 

スキューバダイビング以外では、航空性中耳炎があります。飛行機内でも急激な気圧の変化があり、音の閉塞感や耳鳴りを起こしやすくなります。飴を舐めたり水を飲めばたいていは解消できますが、耳抜きが苦手な人や鼻づまりがある人は、中耳に炎症が起こりやすくなります。地上に降りても耳に違和感が残っている場合には、できるだけ早く耳鼻科を受診することが必要です。