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メニエール病は完治できる?

メニエール病は発症の原因が特定されていないため、主な治療法は対処療法です。基本的には処方薬を服用して、内耳の環境を健全化するとともに生活環境と食生活の見直しでストレスを受けにくい生活を心がけることです。処方薬は症状に応じて複数のタイプがあり、内耳のリンパ液を排泄する目的で利尿薬を用います。また酷いめまいの緩和には、抗めまい薬を用います。その他にも自律神経の乱れからくる症状の緩和には自律神経調整薬を処方し、働きをサポートするためにビタミンB12を併用することも多いです。

 

メニエール病には急性期と慢性期があり、急性期のうちに適切な治療を開始すれば完治までの期間も短くなります。急性期はめまいなどの発作が起こる間隔は、年に1回や月に1回ととても長いのが特徴です。周囲がグルグルと回転する酷いめまいが起こりますが、吐き気、動悸、冷や汗などの症状も伴うので安静にする必要があます。急性期ならしばらく安静にしていれば治まります。自然に発作が治まるので放置する人も多いですが、確実に完治を目指すのなら急性期の段階で、めまい専門の医療機関を受診することです。

 

慢性期に移行すると、内耳の内リンパ水腫が酷くなり、難聴や耳鳴りなど聞こえ関する不調が出るようになります。治療には利尿剤を用いてリンパ液を排泄させ、内耳の腫れの抑制する薬も処方します。症状に応じて複数の薬の服用が必要となります。一定期間、薬の服用をしても効果が見られず、難聴が進行するようなら手術での完治を目指すことも稀ではありません。メニエール病は入院して治療する病気ではありませんが、激しいめまいの発作で救急搬送されたり、手術をする場合には入院して治療を受けます。ただケガとは異なり、入院したとしても必ず完治出来るというものではありません。ストレスの影響を受けにくい生活をしながら、自身の免疫力や治癒力をアップすれば、完治できる可能性はあります。