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メニエール病は医療費助成のない難病

メニエール病は重篤なめまいや難聴などの症状がある病気です。耳の最も奥にある内耳にリンパ液が過剰に溜まってしまうことで発症しますが、リンパ液が蓄積する原因はストレスが影響していると言われているだけで確定はされていません。厚生労働省は、原因不明の病気として難病に指定しています。難病は特別な医療補助が受けられたり、障害者総合支援が受けられると思われますが、メニエール病は特定疾患の難病であっても支援の対象外です。メニエール病の特徴的な症状はめまいですが、他にもケースバイケースで様々な症状があります。発作は毎日起こらないことが多く、発作が起こっている時間が長時間になることが少ないことや完治出来る病気であることが、障害者総合支援の対象から外れた原因と考えられています。

 

メニエール病は初期であれば、食事療法や生活環境の管理、処方薬などの組み合わせで改善や完治が見込める病気ですが、症状が進行して自立した日常生活が送れない状態にあると、特定疾患治療研究事業対象として申請出来るケースもあります。たとえば病気が慢性化して聴覚が著しく低下している場合、平衡機能障害が悪化して自立による行動が難しい場合などが相当します。ただ障害者総合支援を申請する場合には、メニエール病ではなく別の難病の診断を受けて申請をする必要があります。生活が困難なほど病状が悪化している場合には、主治医と相談の上、適切な手続きを受けるとよいでしょう。難病でなくても医療機関にかかった時に受けられる助成として、医療控除や高額医療控除手続きがあります。一定の条件をクリアすれば、医療機関に支払った費用の一部を返還してもらえますし、支払い明細書があれば通院時の交通費も請求できます。