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メニエール病の確定診断方法について

メニエール病の特徴的な症状は内耳に内リンパ水腫ができることで起こるめまいですが、蝸牛にリンパ腫が過剰に溜まって起こる難聴や耳鳴りが主症状のタイプもあります。蝸牛型はめまいを伴わないのが特徴です。メニエール病の場合、めまいや耳鳴りなどの発作が長期間継続して起こることはないので、治療の開始が遅れることも多いです。治療の開始は早いほど良いので、耳に不調を感じたら早めに耳鼻科の診察を受けると良いでしょう。確定診断方法は日本めまい平衡医学会によって指針が示されています。メニエール病は初期症状の場合、確定するのが難しいので日本めまい平衡医学会で認定されている専門医の診断を受けると確実です。

 

発作が起こっている時に受診出来るとは限らないので、病状からの診断は主に問診によって確認します。たとえばめまいは周囲がグルグルと回転するほどの激しいか、継続時間は短時間か、めまいの発作が起こっている間に嘔吐・吐き気・頭痛などを伴うかなどを確認します。蝸牛型の場合は、耳鳴り・難聴・閉塞感は一過性か、などを確認します。問診後に視診・触診で内耳および蝸牛の状態を確認します。問診・視診・触診でメニエール病の可能性があると判断されれば、検査を行って病気を確定します。低音や水平音が聞き取りにくいのが特徴なので、聴力検査の結果で特徴的な聞こえ方をすると、メニエール病が誘引する難聴状態と診断できます。他に平衡機能検査によって、ふらつきなくまっすぐに歩けるかを調べます。問診・視診・検査によって確定が出来ない場合には、血液検査や画像診断も行います。また自律神経失調症、低血圧、頸椎異常などの疾患がある人は、メニエール病を発症することもあるので、問診時に正しく申告することが必要です。